タイトルの通り、自然言語処理学会に参加してきました。
http://www.anlp.jp/nlp2018/
この会社に入って10年、初の長距離出張で岡山でしたが、非常に勉強になる4日間でした。
背景としては、半年前くらいからAIだったり自然言語処理だったりをチームで取り組んでいる中で、
この4月リリースしたコンテンツマーケティングツール、「CACASEL(カカセル)」の強化に必要な自然言語処理の情報が少しでもキャッチアップできないかというところがあります。
学会を通してキャッチアップしていたのは、分散表現の部分で、例えば現状だと word2vecだったりが隆盛を極めているようですが、それ以外の方法でうまく分散表現できないか==文章のベクトル化の別方法はないか という点です。
現状社内ではword2vecなどを使えばある程度うまくいっているものがあるのですが、それを精度をあげたり、プロダクトに落とし込もうとすると、どうしても別のベクトル化の方法がほしく、社長と二人で参加した学会ですが、ほぼ関連しそう(と思われる)発表のみに絞ってスケジュールを詰め込んで聴講していました。
学会の参加は初なので、アカデミックな場からここからいきなりプロダクト化のヒントがもらえるとまでは想定していなかったのですが、全然そんなこともなく、ヒントやアイディアの塊だったなという感じで、わざわざ岡山までいったかいがありました。
次は鹿児島に人工知能学会に参加する予定です!